主イエスの受難秘儀

3/31:復活祭主日宣教「主イエスの受難秘儀」     

マタイによる福音書26:47~56          福井正躬 協力牧師

 応答讃美歌:523番「主われを愛す」

キリスト教会の始まりは、イエス・キリストの復活と聖霊降臨に与った弟子たちの働きによりますが、その弟子たちは、ガリラヤ湖の漁師、医者、公務員のような人たちでした。三年の間主イエス・キリストの働きに同伴し、弟子訓練を体験しました。やがて終わりの時が来て、主イエスは、弟子たちに質問されました。「わたしを誰というか」と問われました。人々は「バプテスマのヨハネ」の生き返り、「エリヤの再来」、・・・などと噂さしていると答えました。イエスは更に問われました。では、「あなたがたはどうか」との問いに、ペテロの答えは「あなたは、生ける神の御子キリストです」と答えました。イエスは、「バルヨナ・シモン。あなたは幸いです。このことを明らかに示したのは人間ではなく、天にいますわたしの父です。」もし、ペテロ自身の観察力か知識で到達できたのであれば、キリストに苦難の回避を勧めることや、キリストを守ろうと剣を振るうようなことはないでしょう。さらに裏切り逃げて行きました。キリストはすべてご存知の上で最後まで愛されました。わたしたちも世の終わりまで十字架を背負い、御霊の実を結ぶ希望があります。               

福井 正躬 協力牧師

4/7:復活後第一主日宣教「最後まで美しい人生を歩むため」     

列王記上 2:26~35  眞柄光久 牧師