4/7：復活後第一主日宣教「最後まで美しい人生を歩むため」     

列王記上　2:26～35  眞柄光久　牧師

　応答讃美歌：244番「救い主にぞわれは仕えん」

・前章でソロモンの異母兄弟で、ダビデの４男のアドニヤが反乱のかどにより処刑され、この章ではアドニヤ側についた祭司エブヤタルと軍団長のヨアブの処刑の模様が記されています。

・祭司エブヤタルはダビデがサウル王に追われ、食べ物がなかった時に、エブヤタルの父親でありノブの町で祭司であったアヒメレクのところに逃げ込み、聖別されたパンを食べ、そのことを知ったサウル王はノブの町を焼き払い、逃げたエブヤタル以外、全員を皆殺しにしました。エブヤタルはアブサロムのクーデターの時もダビデにつき忠誠を尽くしました。それで、いのちだけは許されたのでしょう。祭司の町アナトトに住むことは許されましたが、２６節によればその後は困難な人生を歩んだようです。

・一方ダビデの軍団長であったヨアブは、アブサロムのクーデターのときはダビデについたのに、今回はアナニヤ側につき、ソロモンにとっては不愉快なことであったに違いありません。しかも、ダビデが王であった時に、ヨアブが殺さなくてもよかったアブネル将軍とイエテルの子アマサを殺したりして、ダビデからヨアブを生かしておいてはならないとの遺言もあり、ヨアブを処刑した。

・血が血を呼び、復讐の応酬がなされ、復讐は神のなさることのみ言葉がここでは無視されています。

・イエスは、そのような救いようのない人の罪のために、ご自分の身体を差し出され、十字架で殺され、罪を贖ってくださった。神の一方的な恵み以外のなにものでもありません。感謝あるのみです。

 眞柄  光久牧師

4/14：復活後第二主日宣教「みことばどおりに建てられる神殿」

列王記上　6:1～13  眞柄光久　牧師