欲に目がくらんだ人

2/4:受難節前第二主日宣教「欲に目がくらんだ人」     

マルコによる福音書12:1~12 眞柄光久牧師

 応答讃美歌:591番「愛する二人に」

 

・人の貪欲さにはあきれるとともに、きりがない。謙遜に従順に愛をもって、イエスの教えに従っていれば貪欲になることもないと思うのだが。

・都会の道を走っている車を見ると、ベンツ、BMW,アウディなど高級外車ばかりである。貧乏人は車を持てない。高級外車を所有することは金持ち階級の特権であろうか。

・東京の私のアパートの横には、ベンツのディーラーがある。5,000万円以上するベンツが、試運転なのか、ボロアパートの周りを走り回っている。小さく、安いベンツでは見栄えが悪いのだろうか。さらに高額なのものをと、貪欲さには際限がない。

・2,000年前のイスラエルの祭司階級、律法学者たち、権力を握っていた長老たち、もっと財力を、権力を、地位をと、とどまるところがない。

・人間の持っている貪欲さのなせるわざです。その貪欲さは目をくらまします。見えなくなった人々は、神の一人子であるキリストさえ、邪魔になり、殺してしまいます。

・それでも、キリストは十字架の上から、彼らを見て、「父よ、彼らをお赦しください。自分がなにしているのか知らないのです(ルカ23;34)」と、貪欲さゆえに目がくらんだ人々のために神の赦しを訴えるのです。       

眞柄光久牧師

2/11:受難節前第一主日宣教「イエスに対する相反する態度」

マルコによる福音書12:1~12 眞柄光久牧師