7/14:三位一体後第七主日「エフーの功過」
列王記下10:28~36 眞柄光久牧師
応答讃美歌:207番「緑も深き」
・神の召命は、いつ、なんどき、だれに下るかわかりません、だから、いつも目を覚ましていなければならないのです。
・イスラエルの将軍ではありましたが、全くの無名に近いニムシの子ヨシャファトの子イエフをイスラエルの王としてなんの前触れもなく、召命されたのは神です。
・その命令を最初に受けたのはエリヤですが(列上19:15~16)。エリヤが天に上げられたため、後を継いだエリシャが、イエフをイスラエルの王としたのです。
・なんのために? イスラエルからバアル神とその崇拝者たちを駆逐するために。
・イスラエルの主なる神を捨て、妻のイゼベルと共に、バアル神を崇敬し、バアル神殿までも建立し、ヤロブアムの金の子牛を崇拝させ、イスラエルに偶像崇拝を深く浸透させたのはアハブ王でした。そのアハブ王の家を抹殺するために、イエフは神に拠ってイスラエルの王として立てられたのです。
・主君であるヨラム王に謀反を起こしたイエフは、ヨラム王を殺し、アハブの妻であったイゼベルを殺し、アハブの子ども70人を殺し、バアルの祭司もみな殺しにし、バアル神殿も徹底的に破壊した。イエフは神の召命に忠実に従ったのです。しかし、自分の権力保持のため、ヤロブアムの金の子牛は残したのです。そのため、イエフ王朝は4代だけ続く王朝であると神から約されたのです。
・永遠に続く王朝はイエス・キリストの王朝だけなのです。その王朝の一員となるために、私たちはいつも目を覚ましていなければならないのです。
眞柄光久牧師
7/21:三位一体後第八主日「人ではなく神に認められる」
列王記下14:1~16 眞柄光久牧師