イエスの郷里で起きたこと

1/14:顕現後第二主日宣教「イエスの郷里で起きたこと」     

マルコによる福音書6:1~13 眞柄光久牧師

 

 応答讃美歌:92番「喜びたたえよ」

 

・イエスの故郷であるガリラヤのナザレは人口500人程度の村だったと推測されます。

・郷里の人々はイエスの知恵と力に驚き、どうやってそれを身につけたのかと疑問を持ちます。彼らはそれが神から来たとは信じなかったのです。

・彼らはイエスが「マリアの子」だと言う理由で、イエスにつまずきます。母の名でもって名を呼ぶというのは、当時では侮蔑的な呼び方でした。彼らはイエスのことを良く知っていると自負し、イエスを蔑んでそのように呼んだのです。

・郷里の人々がイエスにつまずいたもう一つの理由は、イエスが大工であったためでした。イエスが一般的な職業である大工であったことが、かれらにとってつまずきとなったのです。

・さらに、イエスがヤコブ、ヨセ、ユダ、シモンの兄弟であり、彼の妹たちも自分の妻になって住んでいるではないかと言い、それらを理由に、彼らはイエスが預言者やメシアであるはずがないと思い込んでいたのです。

・イエスは、近くの村々を巡りながら教え、また十二弟子を遣わされます。彼らは悔い改めと福音を伝え、悪霊を追い出し、病人も癒しました。

・イエスは弟子たちに、履物をはいて、杖を持つこと以外は、何も持たせずに遣わされました。その状態は出エジプト記を連想させます。

眞柄光久牧師

                                

1/21:顕現後第三主日宣教「神の国の宴会」     

マルコによる福音書8:1~13 眞柄光久牧師