大きな喜びの知らせ

12/24:降誕節第四主日(聖夜)宣教「大きな喜びの知らせ」  

ルカによる福音書2:1~14 眞柄光久 牧師

 応答讃美歌:161番「もろびと喜べ」

・イエスの生誕がなければ、ガリラヤ、ナザレ、イスラエル、エルサレム、ベツレヘムなどの地は、私たちにとっては縁遠いものであったでしょう。

・ところが、イエスの生誕によって、それらの地は、私たち一人ひとりにとって、生きる上で大事な地となったのです。

・地だけではありません。この世の人になってくださった神イエス・キリスト、聖霊によってみごもった母なるマリア、そのマリアを妻として受け入れた父なるヨセフ。天使ガブリエル。天の大軍。当時のローマ皇帝のアウグストゥス。シリア州総督のキリニウス。これらの人々も私たちにとっては身近な人々になったのです。

・このように考えると、イエス・キリストの生誕に関係する地、人たちは実に精緻に、神に拠って仕組まれたのだなと思わされるのです。

・なんのために?罪まみれになり、確実に死が待っているにもかかわらず、そのことを自覚さえせず、神から離れている私たちの救いのため。

・なぜ、神はそこまでされるのでしょうか。キーワードは“愛”です。それは、神が“愛”そのものであるからです。その“愛”ゆえに、人が罪まみれで永遠に苦しみ死んでいくことに神のみこころは痛みで引きちぎられそうになり、それに耐えることができない。

・クリスマスは“愛”である神を、キリストの生誕を通して、神を愛し返す時なのです。

眞柄光久牧師

12/31:降誕後第一主日宣教「主はあなたの命を守られる」     

詩編121:1~8 福井正躬協力牧師