福音の働き人としての生き方

12/03:降誕節第一主日宣教「福音の働き人としての生き方」

コロサイの信徒への手紙1:21~29 眞柄光久 牧師

 応答讃美歌:296番「十字架のイエスを仰ぎ見れば」

 

・この世で最も価値のあることは、たましいを救うことです。自分の労苦でだれかのいのちが救われるのは、やりがいのあることです。肉体のいのちを救うことはもちろん、たましいを救うことはもっと尊いことです。

・それはただ福音を通してのみ可能なことです。福音の働き人は、福音の力を信じなければなりません。福音は、神と敵対していた人を神の前に聖く立たせる驚くべき力です。

・福音を信じて救われた人は、信仰に土台を据えて堅く立ち、どんなことがあっても、福音の望みから離れないようにしなければなりません。

・キリスト教の基本的真理は、イエスの死によって成し遂げられた贖いのみ業です。神との和解は人の力によってでは不可能であり、キリストの十字架のみ業によってのみ可能なのです。

・福音の働き人として受ける苦難には、特別な報いがあります。苦難を通ると、忍耐が生まれるのです。聖徒にとっての忍耐は、イエスに似た人として成熟し、完全な者となる過程です。

・パウロは福音の働き人となった目的を「すべての人がキリストに結ばれて完全な者となるため」と言っています。

・彼はすべての人をキリストにあって、成熟した者として立たせるために、知恵を尽くして諭し、教えていると告白しています。福音の働き人の存在意義は、聖徒の信仰を成熟したものにすることにあるのです。

眞柄光久牧師   

12/10:降誕節第二主日宣教「互いに支え合う同労者」

コロサイの信徒への手紙4:10~18 眞柄光久 牧師