例外のない神のさばき

11/26:週末主日宣教(収穫感謝祭)「例外のない神のさばき」

ゼファニヤ書1:1~13 眞柄光久 牧師

応答讃美歌:124番「この世はみな」

 

・この書は、ヒズキヤ王の4代目の孫ゼファニヤの系図で始まります。

・この書全体にゼファニヤが宣告した神託の内容が展開されているので、ゼファニヤを著者とします。

・ゼファニヤは王族としてかなりの地位と影響力のあったと思われる人物で、政治的懸案に精通し、イザヤの預言をよく知っており、当時若かったエレミヤにも影響を及ぼしたと思われます。

・ヨシュア王が改革に着手した紀元前621年以前にゼファニヤに主のことばが臨み、その時から預言活動を行ったと思われます。したがって、この書の著作時期はその直後と推定されます。

・ゼファニヤは、神に逆らい続けたユダに向かって、神の恐ろしいさばきの日が近づいたことを宣告します。

・アッシリアの最期の全盛期を導いたアッシュルバニパルが死に、国が急激に衰え始めた紀元前627年以前に、主のことばがゼファニヤに臨んだものです。

・ゼファニヤアはユダ(エルサレム)の総体的な腐敗と堕落を示し、ユダと諸国への神の厳しいさばきを宣告します。そして、「主の(怒り)の日」がユダに近づいたことを宣告します(1:7)

・偶像礼拝に陥った彼らは、霊的にも腐敗していました。契約共同体としての基本徳目である正直さと義から顔を背けた彼らの罪の深刻さゆえに、神は彼らに怒りを注がれます。     

眞柄光久牧師

12/3:降誕節第一主日宣教「福音の働き人としての生き方」

コロサイの信徒への手紙1:21~29 眞柄光久 牧師