11/05:三位一体後第二十二主日宣教「知恵深い人生」 箴言12:1~16
眞柄光久 牧師
応答讃美歌:384番「語り伝えよ 神のみ言葉」
・「知恵深い人生」とはどういう人生をいうのだろう。いくつか考えられるのだが、最も大事なのは、「心を守る」人生であろう。
・「心を守る」人生とは、神を畏れ、敬い、従順に従う人生である。
・世の勧める人生とは180度違う人生である。「神なぞいない。だから、生きているうちに、他人を蹴落としてでも、自分だけがいい思いをすればよい」と、世は勧める。
・そういう人生を送った者の末期は憐れだ。歳を取って周りを見渡してみると、自分一人断崖に立たされている。妻も子供もとっくに離れ去っている。孤独で、さみしい人生の終末期。話を聞いてくれる者も、助けてくれる者もいない。
・その時になって、「神よ」と叫んでも、神は「お前のことなぞ知らない」と突き放されるだけだ。
・正しい人と、悪しき者を分かつ基準も、その心にある。良い心を抱いていれば、良い行動が生まれる。・悪い心を抱くなら悪いものが表に出てくる。
・知恵深い人生とは心と唇をしっかり守るところから始まる(6節)。『口の言葉が結ぶ実によって、人は良いものに飽き足りる(14節)。』
・飽き足りるほどの悪しきもので、両手がふさがれている者はそれに気がつかない。気づくどころか、さらにもっともっとと、飽きずに求め続け、断崖からまっさかさまに奈落に落ちていく。
眞柄光久牧師
11/12:週末前々主日宣教「知恵に聞き従う人生の祝福」箴言15:16~33 眞柄光久 牧師