10/22:三位一体後第二十主日宣教「教会、一つである共同体」
エフェソの信徒への手紙4:1~6 眞柄 光久 牧師
応答讃美歌:523番「主われを愛す」
・エーゲ海に面した今のトルコの西の端と言ってもいいほどのところにあったエフェソの教会は、12人から始まったと使徒言行録(19:7)には述べられています。
・アポロをコリントに残し、パウロは内陸の道を通ってエフェソの何人かの弟子たちに会いに来ました。
・パウロはヨハネのバプテスマしか受けていなかった12人にバプテスマをほどこすと、聖霊が降りました。
・それから2年間ほどパウロは会堂やティラノと言う人の講堂で宣教しながらエフェソに滞在しました。
・その土地の人々は女神アルテミスを崇拝していました。パウロは、偶像崇拝を否定していましたから、アルテミス神殿の銀細工を造ってもうけていた職人たちと大騒動になりました。
・エフェソというところは、偶像礼拝がまん延しているところだったのです。そのような環境のところにある教会にこの手紙は宛てられています。
・1章から3章までは教理的なことに触れられていますが、4章からはエフェソ教会の聖徒がどのように日々過ごしていけばいいかが具体的に書かれています。
・『主に結ばれて囚人となっているわたしは』と、書き始められています。パウロがイエス・キリストの囚われ人であったことは、私たちはよく知っていますが、実際においても、パウロはその時、ローマの牢獄につながれていたのです。牢獄の中からの、エフェソ教会の聖徒への愛あふれる手紙に私たちは感動するのです。
眞柄光久牧師
10/29:三位一体後第二十一主日宣教「起死回生の望み」
ルカによる福音書13:1~9 福井正躬 協力牧師