知恵を得て正しい道を進め

10/8:三位一体後第十八主日宣教「知恵を得て正しい道を進め」

箴言4:10~27 眞柄 光久 牧師

応答讃美歌:26番「ほめたたえよ造り主を」

 

・究極の健康法が今日の段落に述べられています。

・一つは10節の『わが子よ、聞け、わたしの言うことを受け入れよ。そうすれば、命の年月は増す』です。父の言うことを受け入れるだけで、長生きできるのです。

・では、健康は。それは22節『それらに到達する者にとって、それは命となり全身を健康にする』と述べられています。「それら」とは「父の言葉に耳を傾けること。耳をむけること。そして、見失うことなく、心に納めて守ること」です。

・父の言うことを聞いて守れば、健康で長生きできると言われるのであれば、子は聞いてみようという気になるのではないでしょうか。

・『わたしはあなたに知恵の道を教え、まっすぐな道にあなたを導いた(11節)。』 父の言う道は『まっすぐで、歩いても、足取りはたじろがず、走っても、つまずくことはないであろう(12節)』という道。それは、平たんで、整備されていて、進もうか、進むまいかとたじろぐ必要もない道。歩くどころか、走ってもつまずくことがないようにされている道。

・そういう道を走っていけば、最短で、最速で目的地に到達できます。父の言うことを聞けばそうできる。

・父が願うのは子の幸い。父の言うことを聞けと言う言葉は、命令のように聞こえますが、本当は、命令ではなく、父の、子の幸せを心の底から願う、父の愛から来る切ないほどの叫びなのです。

・父なる神の、一人子イエスを地上に送る際の気持ちは、いかばかりであったのかを考えると心が痛みます。

眞柄光久 牧師 

10/15:三位一体後第十九主日宣教「知恵の招きに応じよ」

箴言9:1~18  眞柄光久 牧師