平和の神と共に生きる

8/6:三位一体後第九主日宣教「平和の神と共に生きる」 テサロニケⅠ: 5:19~24

福井正躬協力牧師

詩篇、最初の言に「幸いなことよ。悪しき者のはかりごとに歩まず、罪びと道に立たず、あざける者の座につかなかった、その人。」と謳われていますが、苦難と誘惑の渦巻く世にあって、ただ一人、神と共に歩き正しい交わりを保ったノアは、妻と子供たち、さらに諸々つがいの動物が箱舟に入り洪水から守られました。天の水門が裂けて開き、かわいた地にいたすべての生きものは死に絶えました。人類は8人によって新しく増えていきました。ただ、悲しいことに人類は凄まじい速さで神に逆らう方向へ暴走し続けていきました。生まれながらの人は、人が生きるために何が大切かと問われたら、人の前に恥ずかしくない者でありたい、そのために教養を身に着け、知識を磨き、富を得たいなどと思うでしょう。社会生活をすれば当然のことです。しかし、そこにキリストの言が臨むと一変します。キリストは、まず、「神の国とその義とを第一に求めなさい。」と言われます。テサロニケ教会に宛てた手紙の発信者は、パウロ、シルワノ、テモテですが、キリストの再臨に関わることで再確認し待望生活が揺るがないように励ましていることが伺えます。「平和の神ご自身が、あなたがたを全く聖なるものとしてくださいますように。」 私たちも互いに励ましあいましょう。シャローム。

福井正躬協力牧師

8/13:三位一体後第十主日宣教「喜び受け入れる苦労」使徒言行録21:15~26

眞柄光久牧師