7/2:三位一体後第四主日宣教「世の反発に打ち勝つ」 使徒言行録6:8~15
眞柄光久 牧師
・6章で“霊と知恵に満ちた評判の良い”人たち7人が選ばれた中に、ステファノが入っていました。その中でもよほど光っていたのでしょう、ステファノが敵対者の攻撃の的になりました。
・敵対者とは「解放された奴隷の会堂」派と、キリキア州とアジア州出身のディアスポラのユダヤ人たちでした。彼らは独自の会堂を持って、人を集めていたようです。
・自分たち会堂派の方が優れていると思ったのでしょう、ステファノに議論を挑みました。しかし、知恵と“霊”によって語るステファノのものの数ではありません。
・そこで、彼らは嘘をでっちあげます。うなじの固い、懲りない人たちです。
・イエスを十字架につけたのと同じ手を使い、今度はステファノを血祭りにあげようとします。神を冒涜したということで、石打の刑にしようと計るのです。
・彼らは、ステファノが「モーセと神を冒涜する言葉を吐くのを聞いた」と、ありもしない嘘をでっちあげ、ステファノを告発するのです。それだけでなく、民衆、長老たち、律法学者たちを扇動して、ステファノを襲って捕らえ、最高法院に引いて行ったのです。念には念をいれるためでしょう、偽証人まで立てました。
・ペトロが「悔い改めなさい」と聖霊に満たされて大説教したにもかかわらず、また、無実で義なる人の命を奪おうとするのです。
・しかし、彼らが、そこに見たのは、さながら天使のような顔のステファノだったのです。
眞柄光久 牧師
7/9:三位一体後第五主日宣教「主に会って変えられる」 使徒言行録9:1~9
眞柄光久 牧師