キリストの証人の始まり

6/18:三位一体後第二主日宣教「キリストの証人の始まり」   使徒言行録1:1~11

眞柄光久 牧師

・いつも不思議に思うのは、どういう経路をたどって、キリスト教が今の私たちに伝えられたのだろうかということです。

・約2,000年前に生きていたイエス・キリストと言う人が、日本から、はるか離れたイスラエルのエルサレムで十字架刑になり、復活して、天に昇られた。そして、また、いつか来られると言うことを、日本の九州大牟田にいる私たちが信じている。これこそ、神の奇蹟としか思えないのです。

・大牟田フレンドシップキリスト教会に神を賛美するために日曜日ごとに集っている人々は、それこそ多種多様なバックグラウンドから来ている人たちばかりで、ただ一つの信仰、イエス・キリストと父なる神と聖霊の三位一体なる神を信じて、ここに集っていると言うだけのことなのです。

・不思議であり、これこそ神の摂理が働いていることだなと、集っているお一人おひとりのお顔を拝見しがら思わされるのです。

・そのとっかかりが、今日から始まる「使徒言行録」の第1章です。

・「ルカによる福音書」を表したルカが、パウロとともに、どのように、エルサレムで生まれたマイナーな歴史の隅に追いやられて消えて行ってもおかしくない宗教を世界宗教にしていく過程を詳細に述べているのです。

・今日の個所で、イエスは弟子たちに、まもなく聖霊が降ることを告げます。

・『あなたがたの上に聖霊が降るとあなたがたは力を受ける。そして・・・・・・・また、地の果てに至るまで、わたしの証人となる。』

・まさしく、私たちは、2,000年後に、エルサレムから見れば地の果てのような大牟田で、イエス・キリストの証人として働いているのです。

眞柄光久 牧師

6/25:三位一体後第三主日宣教「ペトロの福音伝道」   使徒言行録3:11~26   

眞柄光久 牧師