復活の主を伝えよう

4/9:復活祭宣教「復活の主を伝えよう」 (マタイによる福音書 28:1~15)

眞柄光久牧師

応答賛美 新生241「この日主イエスは復活された」

 

・イエスの復活の最初の証言者はマタイ書によるとマグダラのマリアともう一人のマリアの2人です。

・マルコ書ではマグダラのマリア、ヤコブの母マリア(イエスの母と書けないのでヤコブの母となっています)、それになぜかサロメを入れての3人です。

・ルカ書によると数人の女性たちになっています。その中には、マグダラのマリア、ヨハナ、ヤコブの母マリア、そして共にイエスに付き従っていた女性たち。

・ヨハネ書ではマグダラのマリア一人だけです。

・復活したイエスを見て、マタイ書は、彼女たちは「恐ろしさのあまり、震え上がり、死人のようになった」と書き、マルコ書は「墓の中の若者を見て驚き、話し、その後、墓を出て逃げ去り、震え上がり、正気を失った」と述べています。ルカ書は、「恐れて、地に顔を伏せた」と記し、ヨハネ書ではマグダラのマリアは空っぽの墓を前にして泣いていました。

・復活したイエスを見たのはすべて女性たちです。男性たちはどこへいってしまったのでしょう。

・男性たちは、イエスの仲間と見られると、殺されると思い、おびえてエルサレムの隠れ家に隠れていたのです。幾人かは、どこかへ逃げ去りましたが。

・男性たちのだれか一人でも、復活のイエスに会いたいとは思わなかったのでしょうか。思っても、足がすくんで家から一歩も出ることができなかったのでしょうか。

・男性たちは臆病で、大胆なのは女性たちでした。

・もちろん、2,000年前のことでしたから、女性の人格、人権はありませんでしたから、逆に大胆にふるまうことができたのかもしれません。

・それにしても、情けない男性たちです。ペテロなど、あなたのためならば命をすててもいいと、イエスに大言壮語したにも関わらず、捕まるのを恐れて、隠れ家に閉じこもっていました。

眞柄光久牧師

4/16:復活後第一主日宣教「悪者と義人の復讐方法」 (サムエル記下 3:22~39)

眞柄光久牧師