3/19:受難節第四主日礼拝「美しい痕跡を残す人生」 (サムエル記上 25:1~3)
眞柄光久牧師
応答賛美 新生28「わがすべての主よ」
・ペリシテのガドのアキシュ王から逃れたダビデは、今度はガドから20キロばかり離れた要害のアドラムの洞穴に逃げ込む。
・それを伝え聞いた兄弟一族がダビデの周りに集まってくる。加えて、サウル王に不満を持つ者、困窮の者、負債のある者も集まってきた。その数400人。少数ではあるが、軍として優に成り立つ数である。
・両親を祖母ルツの郷であるモアブに預ける。
・その後、預言者によってユダの地へ行けと言われ、ユダのハレトの森に移動する。
・一方、サウルは、エドム人ドエグから、祭司アヒメレクがダビデをかくまったという話を聞き、祭司たちと、その町を絶滅させる。
・その間、ダビデは、ユダのケイラの町を襲って来たペリシテ軍を撃退する。
・ダビデがケイラの町にいることを知ったサウルは、ケイラを包囲するが、ダビデは600人に増えた兵士と共にサウルの包囲網を脱出する。
・ジフの荒れ野のホレシャに留まっている時、ダビデはヨナタンと再会し、ヨナタンはダビデこそがイスラエルの王にふさわしいと、主の前でサウルの系統を滅ぼさないと契約を結ぶのである。
・ジフの人々はサウル王にダビデ軍がホレシャにいることを密告するが、ダビデ軍は砂漠の南方アラバのマオンの荒れ野に逃亡する。それを知ったサウル軍はダビデ軍と対戦しようとするが、ペリシテ軍がイスラエルに攻め入り、サウル軍はペリシテ軍との対戦をよぎなくされ、引き揚げた。ダビデ軍はさらに移動し、エン・ゲティの途中の洞穴にこもった。そこにこもっていたダビデの前に、小用を足すためにサウルが入ってくる。サウルを殺害する絶好のチャンスであったが、ダビデは主が油注がれた王を殺すことはできないと、サウルの上着の端を切り取るのみであった。
・洞穴を出ようとするサウルにダビデは声をかけ、殺そうと思えば殺せたのに、私は殺さなかったとサウルに言い、サウルは涙を流して、ダビデに感謝し、イスラエルの王となった時、私の子孫を断たないで欲しいとダビデに誓わせた。ここまでが、今日の個所までの流れです。
眞柄光久牧師
3/26:受難節第五主日礼拝「恐れを通して現れる信仰」 (サムエル記上 28:1~14)
眞柄光久牧師