12/11：降誕節第三主日礼拝「人生の真の楽しさと幸せの秘訣」（伝道の書：2:1～11）     

眞柄光久牧師

応答賛美　新生160「天なる神には」

・世はありとあらゆる手段を使って、あれを買え、これを買えとそそのかす。そうすれば幸せになることまちがいなし。あの人の持っているものよりも、こっちのものを買えば、あの人よりもさらに幸せになる。今持っているものよりも、新しく出たものを買えば、便利だし、幸せになる。

・物だけならまだいい、それが人となると、あいつの彼女より、俺の彼女の方が美人だし、スタイルもいい。結婚したら都心のタワーマンションに住む。俺も、彼女も年収は１,０００万円を超すパワーカップルだ。息子、娘ができたら、私立の有名大学にエスカレーター式に上がれるどこそこの幼稚園に入れる。

・大牟田にいると、こういう日常から離れていることができるが、東京にいると、これらのことは日常的なことだ。自分の未来はそうなるべきだし、それが幸せであることだと信じ切っている。

・１２月２５日は人類の救い主であるイエス・キリストが生まれた日だって、そんなことは人間が作ったよた話だよ。その日にはコンビニで買って来たケーキと、ケンタのフライドチキンを家族みんなで食べる日だ。今年はちょっと豪華にシャンペンでもつけてみようか。

・街はクリスマスイルミネーションで飾り立てられている。カップルがそれらを背景にスマホで写真を撮っている。「クリスマスってそんなもんでしょ」と彼女が言う。「これから、彼氏とクリスマスディナーを食べに行くんだから、邪魔しないで。」

・イエス・キリストは行き場を失う。

眞柄光久牧師

12/18：降誕節第四主日礼拝「キリストが受肉された道」（マタイ：1:18～25）眞柄光久牧師

12/24：ｸﾘｽﾏｽｲﾌﾞ ｷｬﾝﾄﾞﾙｻｰﾋﾞｽ 「メシアに対するまことの信仰」（マタイ：2:1～12）眞柄光久牧師