神の民の祝福

09.18: 宣教「神の民の祝福」(創世記25:1~18)

眞柄光久牧師
概要から

応答賛美 新生61「さわやかな朝となり」

・先週の宣教は聖書の中でも、最もドラマティックなところで、アブラハムが 神に試みられ、せっかく授かった男の子のイサクを、焼き尽くすいけにえとして差し出したのですが、主の使いによってとめられ、イサクは助かり、家に戻るというお話でした。

・主のみ使いは再度現れ、一人子のイサクをささげようとしたアブラハムの信仰が固いのを見て、一族の繁栄を約束します。

・アブラハムの弟のナホルの孫に、近い将来イサクの妻となるリベカの存在が表されます。世代の交代です。アブラハムの127歳の妻のサラが、ヘブロンで死にます。サラを埋葬するため、アブラハムは、ヘト人エフロン所有のマムレの向かい側にあるマクペラの地を法外な値段400シェケルで買い取ります。アブラハムは60年間カナンに住み続けて、初めて、カナンの地に自分の土地を所有することができたのです。

・アブラハムは年老いて、後継ぎのイサクに嫁を取らなければならなくなりました。信頼する老僕に、カナン人ではなく、一族のなかから嫁を見つけるようと送り出します。彼は、アブラハムの生国に向けて旅に出ます。そして、途中で、神の働きにより、アブラハムの弟ナホルの孫にあたる美しいリベカに巡り会います。この女性が主人のイサクの妻になる人だと確信を持った老僕は、リベカをアブラハムのもとに連れて帰ります。

・イサクはリベカをめとり、妻となった彼女を愛しました。

・ここまでが、今日の宣教に至るまでの出来事です。今日の宣教は、「ケトラの一族」との小見出しがあるように、アブラハムはケトラをめとります。17章の17節では、アブラハムは「百歳の男に子どもが生まれるだろうかと」と言ったにもかかわらず、再婚し、子供を6人も儲けるのです。これらの子たちはイサクの邪魔になるとアブラハムは考えたのでしょう、東の方のケデムに遠ざけるのです。イサクは財産をすべて受け継ぎます。ほどなくアブラハムは175歳で死にます。

・その後、アブラハムとサラの女奴隷のハガルの間に生まれたイシュマエルの系図が書き記されていて、アラブ人の先祖として神が約束されたように、すべての民族に敵対しながらも繁栄していきます。

眞柄光久牧師

9/25:主日礼拝「祝福と神の応答」(創世記27:30~46)

眞柄光久牧師