セムの系図

08.21:  宣教「セムの系図」(創世記11:10~32)

眞柄光久牧師
概要から

応答賛美 新生544「ああ嬉しわが身も」

・日本で家系図のある家となると、よほど由緒のある家でないとありません。時々、家系図によりますと、「私は〇〇の末裔でして」と言われることがあります。

・無名の家の末裔である私などは、ただ、ただ、かしこまって、「はあ、はあ」と聞くほかありません。

・本当は、アダムとイブの末裔ですと言いたいのですが、大人げないので口にはしません。たとえ言ったところで、「それ、なに」と問い返されるのはわかっていることですから。

・創世記には10の系図があります。イスラエルという国は12部族の共同体の国ですから、どの部族の出であるかがとても重要なことなのです。

・かのパウロ先生も、「私はベニヤミン族」出身ですと、頑固で、融通の利かない祭司階級やエルサレムの他の使徒にいらだって、たんかを切るのです。

・日本人は人も、ペットも、系図、すなわち、血統をありがたがります。その結果どこもかしこも、二世、三世ばかりになり、私のように誇るもののない血統の者は、無視され、隅に追いやられて、イエス様におすがりするよりほかなくなります。

・よい血統でなければ、学歴、肩書、財産、コネで勝負しろよという友もいますが、あいにく私にはそのようなもので誇れるものもありません。誇れるとすれば、神のみ言葉が書いてある聖書とこの大牟田フレンドシップキリスト教会と礼拝・祈りの会に集ってくださる愛する兄弟姉妹しかありません。私たち一人ひとりの新しい系図が、この大牟田フレンドシップキリスト教会から始まっていることを神さまに深く感謝するのです。

眞柄光久牧師

8/28:主日礼拝「神の約束と成就」(創世記15:12~21) 

眞柄光久牧師