信仰の実を結ぶ

01.23:  宣教「信仰の実を結ぶ」(ルカ6:39~49)眞柄光久牧師 概要から

応答賛美 新生300「罪ゆるされしこの身をば」

・「盲人に盲人の手引きができようか」、答えは「できない」でしょう。盲人はファリサイ派の人たちのことを指しています。むやみに人をさばいて不義に定めるファリサイ人たちに従うなら、彼らより劣ったものになると言っているのです。

・彼らは、自分の目に梁があって、まともに見えていないのに、人の目にあるおが屑を取ろうとする人にたとえられています。

・そのような人々をイエスは「偽善者」と呼ばれます。ここでは、「きょうだい」と呼ばれているので、ファリサイ人のことを暗示しながらも、弟子たちのことを指しています。他の弟子の小さな過ちを正すと言いながら、自分のもっと大きな過ちに気づくことができない弟子を、イエスは「偽善者」と呼ばれます。

・木の実の種類は、木の種類によって定まるように、人の言葉や言動はその人の心によって定まります。正しい心を持っているならば、正しい判断ができるようになります。

・イエスの教えは心の状態まで扱っているので、内面倫理とも呼ばれますが、心を正して言動を正すことにも及んでいるので、内面から始まって言動を正す根源倫理と呼ぶべきでしょう。信仰から愛の行いが生まれるというパウロの教えは、イエスの教えに沿っていると言えます。

眞柄光久 牧師

 

1/30:主日礼拝「福音伝道の使命」(ルカ8:26~39) 
眞柄光久 牧師