09.12
宣教「不安な社会で必要な選択」(士師記1:1~10) 概要から
応答賛美 新生124「この世はみな」
・なぜ「士師記」なのと思われると思います。めったに読むこともないのではないでしょうか。旧約は読まないという人もいます。
・でも、現代の私たちに通じるものがあります。イスラエルの民は、エジプトの奴隷生活から解放されると、そうしてくださった神を忘れ、カナン人の神であるバアルの神を礼拝するようになります。それを怒った神がイスラエルの民を罰し、他の民族に支配されるようにすると、その支配があまりにもつらいので、神に赦しと、助けを求めます。そうすると神は思い直し、イスラエルの民を救います。そうすると民はまた、その神を忘れ、バアルの神を拝みようになります。その繰り返しです。
・それは私たちの日常に似ていませんでしょうか。日頃大なり、小なりの罪を犯す、そして後悔し、神に赦しを願う。赦されるとまた罪を犯す。その繰り返しです。よく似ていますね。
・「士師」の意味は“さばく”“治める”“罰する”“支配する”者です。
・「士師記」は物語として読んでも面白いです。カナン占領から王国設立まで12人の色々な士師が登場します。いちばん有名なのはサムソン。「サムソンとデリラ」という題で、アメリカでは映画にもなっています。
牧師 眞柄光久
9/19主日礼拝宣教「あの山をください」(ヨシュア記14:6~15)眞柄光久 牧師