福音の力

08.29
 宣教「福音の力」(フィレモン1:1~14) 概要から
応答賛美 新生476「ゆるされて」


・子供の頃には手のつけられない悪ガキと言われ、色々悪さをして、母親とあちこち謝らされに行かされた。母親が横で頭を下げて謝っていても、自分では悪いと思っていなかったので、絶対に謝らなかった。でも、母親がついてきてくれたので、心強かった。

・悪いことをして、人に謝りに行く時、一人ではなく、だれかがついいてきてくれれば謝りやすい。

・奴隷のオネシモはどうだったのだろう。一説によると、フィレモンのところから、お金を取って逃げたと言われている。そういうオネシモがパウロの手紙を持って、もとの主人に一人で会わなければならなかったのだ。パウロとすれば、フィレモンのところにオネシモについていって、一緒に謝りたかったと思う。でも、監獄に入れられていて、身動きがとれない。オネシモ一人で行かせなければならない。

・もし、フィレモンがオネシモを赦さなければ、オネシモは逃亡奴隷として死刑になっても仕方のないこと。パウロの葛藤はいかばかりであっただろうか。パウロとすれば、フィレモンの愛にかけるしかない。それも、一般的な愛情ではなく、主による愛だ。フィレモンは果たして、主の愛によって、自分のところから逃げた奴隷のオネシモを、快く受け入れ、同労者と認めてくれるのだろうか。

牧師 眞柄 光久

9/5主日礼拝宣教「和解のための労苦」(フィレモン1:15~25)眞柄光久 牧師