わたしの平和

08.15
  宣教「わたしの平和」(ヨハネ14:27) 概要から
応答賛美 新生390「地球のどこかで」

 

・8月になるとどうしても太平洋戦争のことを考えてしまいます。この戦争で多くの人が死に追いやられました。日本政府の公式の発表では310万人、しかし、非公式な発表では、アジア全体では2,000万人以上の人たちが死んだといわれています。これだけの犠牲をはらって、なんのための戦争だったのでしょうか。だれも教えてくれません。

・神に問いました。神は言われます。「平和を実現する人々は、幸いである。その人たちは神の子と呼ばれる。」

・この平和はギリシャ語では“エイレンエン”といいます。その意味は“一つになる”という意味です。平和とは“一つになる”ことなのです。それも、人間だけで一つになるのではなく、神と共に一つになる。

・アメリカ人のシンガーがこのコロナ禍の世界を見て、“人間こそウィルスではないか”といっています。

・戦争を起こし、多くの人が死に、人間だけでなく、すべての動植物を絶滅に追いやっていく人間という存在。

・イエスの復活の意味を考えます。復活するためには、人間は一度死ななければなりません。戦争、あるいは天災によって一時に絶滅するのか、それとも、一人ずつ死んでいくのか。コロナウィルスは、われわれが何で死んでいくのか、その覚悟を迫っているような気がします。

牧師 眞柄光久

 

8/15主日礼拝宣教「イエスにとどまる」(ヨハネ15:1~8)眞柄光久 牧師