ラザロの復活を見た人々

06.27
宣教「ラザロの復活を見た人々」(ヨハネによる福音書 11:45-57) 概要から
応答賛美 新生326「ガリラヤの風」

・私は、今、大牟田からたくさんのことを学ばさせていただいています。

・大牟田出身の漫画家萩尾望都先生の「半神」を読みました。下半身が癒着した姉妹の話ですが、その「半身」が他の半分のために「半神」になります。それは、「神はなぜ私という存在をつくったのか?」という問いを呼び寄せます。萩尾先生はこの問いかけを、漫画を通して、繰り返し私たちにぶつけられています。

・先日、T先生が「見知らぬわが町」のDVDを持ってきてくださいました。父と娘の葛藤を通して、炭鉱閉山後の大牟田の課題を浮かび上がらせている秀作です。いしだあゆみさんが出演しておられ、お母さんが大牟田出身だと知りました。

・ヨハネ書だけに書かれているイエスによるラザロのよみがえりの出来事は、イエスの死と深い関係があります。このことを通して、多くのユダヤ人がイエスを信じるようになりました。しかし、その一方で、宗教指導者たちはこのことをきっかけに、イエス殺害を本格的に企てるようになりました。イエスが死者をよみがえらせたことに対して、正反対の反応を示したのです。

・大祭司は、イエスが死ななければ民が生きることはできないと断言しました。彼らは自分の利得のためにイエスを十字架につけるという罪を犯すことになりました。

牧師 眞柄 光久                    

7/4主日礼拝宣教「敬虔な奉仕と貪欲の怒り」(ヨハネ12:1-11)眞柄光久 牧師