五旬祭の聖霊降臨

05.23

宣教「五旬祭の聖霊降臨」(使徒言行録2:1~13)  概要から

応答賛美 新生344「聖なるみ霊よ」

・聖霊降臨は五旬祭の日に起った。
・五旬祭は過越しから七週目の安息日で、七週の祭り、収穫を感謝する初穂の祭りとも言われている。その頃は麦の収穫期でもある。
・弟子たちは五旬祭を記念するために、一つ所に集まっていた。彼らは祈り、心を一つにして、イエスの約束の通りになることを待っていた。
・聖霊は、にわかに天から臨んだ。イエスがバプテスマを受けられた時に下った聖霊が、再び天を裂き、今度は使徒たちに臨んだのである。
・その時の現象は、旧約で神の臨在がある時に起ったことにも似ていた。人の力では起こり得ない。超自然的なことが起こった。風は権力と力を、日は聖さを象徴する。
・聖霊の満たしは、「一人一人」に与えられた(3節)。聖霊の満たしが起きると「“霊”が語らせるままに」彼らは語り始めた。それぞれが「ほかの国々の言葉(4節)」を用いていた。御霊の満たしは、使徒たちをして、すべての国々に福音を伝えさせる。
・バベルの塔によって散り散りになった人々が、聖霊によって一つにされ始めたのである。聖霊は人の経験と知識を超越して、驚くべきことを成し遂げてくださる。
・突然他国のことばで話し出した彼らが語っていたのは、「神の偉大な業」(11節)である。そのみ業とはイスラエルの回復と救いであり、神の栄光である。これ以降、教会は国々に出て行き、他の言語を用いて福音を伝え、神の偉大な業を伝えていくようになった。

牧師 眞柄光久

5/30 主日礼拝宣教「羊と牧者の関係」(ヨハネ10:22-30)  眞柄光久 牧師