ガリラヤへの招きと交わり

05.09
宣教「ガリラヤへの招きと交わり」(ヨハネ21:1~14)  概要から

応答賛美 新生255「わが罪のために」

イエス復活の早朝、墓の入り口に現れた御使いは訪れた女性たちに『弟子たちに伝えなさい。イエスは死人の中からよみがえられました。そしてあなた方より先にガリラヤに行かれます。そこでお会いできます。』と。更に『いいですか、私は確かにあなたがたに伝えました。』と念を押しました。3年前宣教開始に合わせてガリラヤの漁師を選ばれた場所に復活されたイエスはガリラヤの湖畔に招き、御心を示される必要を強く持たれたことが伺えます。そこで途方に暮れている弟子たちの目を開き、心を開かれ御思いを注ぎ込まれるイエスの熱心に弟子たちは改めて「あなたがたは皆わたしにつまずく」と言われたことを思い起こし私語雑念が消えていくことになります。それにしてもユダヤからガリラヤまでサマリヤをとおる道は長い年月、物心とも交流は閉ざされ弟子たちはガリラヤへの招きに応じることは容易ではないはずです。

 しかし、ガリラヤのマグダラのマリアの救いと、ナインの寡婦の甦りと、サマリヤの女にスカルの井戸端で起きた出来事はガリラヤへの道を開く為でもありました。イエスは弟子たちを大漁の奇跡とパンと炭火で歓迎されました。主が愛する弟子たちに「仕える」交わりです。

協力牧師 福井正躬

5/16 主日礼拝宣教「泥を塗られた目」(ヨハネ9:1-12)眞柄光久 牧師