『わたしはある』という方が

03.21 宣教「『わたしはある』という方が」  (出エジプト記3:12-15) 概要から

応答賛美 新生87「たたえまつれ 神のみ名を」

「『わたしはある』という方が ~名は体を表す~」

日本人が「神さま」と語りかける神に実体はあるでしょうか。聖書が記す神は普通名詞としての「神」ではなく、固有名詞としての「主(ヤハウェ)」です。ヘブライ語の“ヤハウェ”とはハーヤー(英語のbeに相当する動詞)から変化した名詞で「あらしめる者」と言う意味です。エジプトで虐げられている民を救い出すために神はモーセを立て、40年間を用いて救い出す話は「出エジプト記」に記されますが、モーセは自分をこの大いなる業に立てる者は誰なのか、とその者の名を尋ねるのです。出エジプト記3:13-14に、「わたしは、今、イスラエルの人々のところへ参ります。彼らに、『あなたたちの先祖の神が、わたしをここに遣わされたのです』と言えば、彼らは、『その名は一体何か』と問うにちがいありません。彼らに何と答えるべきでしょうか。」神はモーセに、「わたしはある。わたしはあるという者だ」と言われ、また、「イスラエルの人々にこう言うがよい。『わたしはある』という方がわたしをあなたたちに遣わされたのだと。」とあります。どんな時にも共にある神、「主」とはこの実体を表した「神の名」なのです。私たちは「名のある神」、常に共にいます神を信じているのです。否、そのお方に知られているのです。 牧師 金子 敬

3/28 主日礼拝 宣教「十字架の言葉」(Ⅰコリント1:18-25) 金子敬牧師