継承すべき福音

09.06 宣教「継承すべき福音」(Ⅰコリント15:3~8) 概要から

応答賛美 新生 32 「主のみ名をたたえよ」

日本バプテスト連盟は協力伝道体であり、各個教会を縛る信仰信条はありません。それで私たちが目にすることは少ないのですが、4世紀以降の西方国教会の流れをくむ多くの教派(日本でも「教団」と称されるプロテスタントが含まれる)では、「使徒信条」と称する信仰箇条を大切にしていて、日本基督教団の讃美歌集にはこれが記されています。しかしそこに記される内容は「信条」を持たないバプテストにおいても福音の中心メッセージとして捉えています。なぜなら、この信条が今日の聖句、「最も大切なこととしてわたしがあなたがたに伝えたのは、わたしも受けたものです。すなわち、キリストが、聖書に書いてあるとおりわたしたちの罪のために死んだこと、葬られたこと、また、聖書に書いてあるとおり三日目に復活したこと、ケファに現れ、その後十二人に現れたことです。」(Ⅰコリント15:3-5)にあるからです。この聖書箇所は初代教会が共有した「最も大切な」信仰告白であり、聖書中の聖書です。何を信じるのか?と問われるとき、私たちはこの聖書箇所を示すのです。この福音の神髄こそ代々にわたって継承されるべき私たちの信仰告白なのです。   牧師 金子 敬

09/13 主日礼拝 宣教「愛の受け皿」 (ルカ5:17-26) 金子 敬 牧師