教会に集う人々

06.21 宣教「教会に集う人々」(使徒言行録2:42-47)概要から

応答賛美 新生 354 「主のみ民よ」

バプテスマを受け一つとされた群れは「使徒の教え、相互の交わり、パンを裂くこと、祈ることに熱心であった。」(使徒2:42)と記されています。今日の教会の原型がここにあり、短い言葉ですが当時の様子が躍動しています。そして何よりこの群れの最大の特色は「信者たちは皆一つになって、すべての物を共有にし、財産や持ち物を売り、おのおのの必要に応じて、皆がそれを分かち合った。」(同2:44-45)とあるように、いわゆる「原始共産主義」が実践されていたということです。このような生活のあり方は民衆からも支持を集め、結果として「主は救われる人々を日々仲間に加え一つにされた」(同2:47)となりました。理想的な教会の姿がここにあり、これまでの長い歴史の中でも繰り返し「初代教会に帰ろう」との信仰復興運動となり、この御言葉は輝き続けました。がしかし、この原始共産主義はキリストの愛に根差す限りにおいて有効なのですが、そこからそれて見せかけの善行となるとき、大失態も露わにされています(→ 使徒5:1-11のアナニアとサフィラ夫妻の偽善!)。昔も今も、キリストに結ばれない偽善は破滅に向かうより他ありません。  牧師 金子 敬

6/28 主日礼拝 宣教「収穫の主に願う」 (マタイ9:35-38) 金子 敬 牧師