06.14 宣教「宣教する教会」(使徒言行録2:32-41)概要から
応答賛美 新生 376 「友よ聞け主のことば」
聖霊降臨により特出すべき出来事は使徒たちによる大胆な宣教の開始です(使徒2:14-)。イエスの十字架刑で恐れ逃げ、復活の際も疑いつつ隠れ家に隠れていた弟子たちは、聖霊降臨で大胆に伝道する器に変えられ、ペトロによる宣教で実証されました。彼らは自らを「復活の証人」(同2:32)と位置づけ、全ての人々にイエスの十字架の真実を解き明かします。すると人々は「大いに心を打たれ、・・・わたしたちはどうしたらよいのですか」(同2:37)と尋ねます。ペトロは「悔い改めなさい。めいめい、イエス・キリストの名によってバプテスマを受け、罪を赦していただきなさい。」(同2:38)と勧め、それを実行したのです。この日、教会誕生最初の集いで、何と「三千人ほどが仲間に加わった」(同2:41)とあります。教会の誕生で起こされたことは特別な奇跡を起こすというようなことではなく、十字架のイエスを伝え、この方を主として告白する群れを作ることでありました。人々は使徒たちの語る宣教を聞き、信じる者たちの群れに加わったのです。今日の教会はこの出来事を引き継ぎ、更に多くの人々に届けているのです。 牧師 金子 敬
6/21 主日礼拝 宣教「教会に集う人々」 (使徒言行録2:42-47) 金子 敬 牧師