ここに平和あり

04.26 宣教「ここに平和あり」(ルカ24:36-49)概要から

応答賛美 新生 554 「イエスに導かれ」

弟子たちが集まっているところに復活の主イエス様が現われ、彼らの真ん中に立ち、「あなたがたに平和があるように」(ルカ24:36)と言われました。弟子たちはその姿を見て恐れおののき、亡霊を見ていると勘違いしています。すると復活のイエスは彼らの目の前で焼き魚を一切れ取ってむしゃむしゃとお食べになったのです。先にエマオで夕食の場で弟子たちの目を開いたイエスは、ここでも「食べる」という日常の出来事で彼らの目を開くのです。イエスの復活は決して非日常の中ではなく、日常の真っただ中で起こっているのです。今この時もです!
この日常の中に共におられること、これが「あなたがたに平和があるように」という、これまでもいつも交わしたであろう挨拶の言葉に込められたメッセージです。実は、この挨拶はギリシャ語で“エイレーネー ヘミーン”とあり、直訳すれば「平和あなたがたに」となります。平和はもうここにあるのだ!との宣言です。見えざるコロナウイルスと戦う日々、この時も神の時として支配される主イエスがここにおられるなら、わたしたちも「ここに平和あり!」と宣言して良いのです。   牧師 金子 敬

5/3 主日礼拝 宣教「弱さの中でこそ」(Ⅱコリント12:1-10) 金子 敬 牧師