分かち合う恵み

1/26 宣教「分かち合う恵み」(使徒3:1-10)概要から

応答賛美 新生 653「いと良きもの ささげよ」

キリスト者が分かち合えるものは何でしょうか?勿論、相手が求める物を分かち合うなら喜ばれるに違いありません。しかし、最も価値あることを知る信仰者は必ずしも相手の求めに応える必要はないようです。否、もっと大切なものを分かち合うことこそが求められているのではないでしょうか。ペトロとヨハネが午後3時の礼拝時に神殿に行くと、「美しの門」の入り口に善男善女からの憐れみを期待し、施しを乞う男がいました。おそらくこれまでもこの男のことは二人の目に留まっていたでありましょう。しかし、この日、神は二人を通して大いなる奇跡を現されたのです。何かもらえると伺う男と、最も必要とするものを与えようとするペトロとヨハネ、両者の目と目が合い、ペトロが語りかけました。「わたしには金や銀はないが、持っているものをあげよう。ナザレの人イエス・キリストの名によって立ち上がり、歩きなさい」(使徒3:6)。すると、彼はたちどころに癒され、躍り上がって喜びを現わし、礼拝者の群れに加わったのです。今、私たちが分かち合えるものは何でしょうか。金銀でしょうか?否、共に礼拝者となることです。本物の喜びは神の御前で共有されるものなのですから。 牧師 金子 敬

2/2 主日礼拝 宣教「七つのパンと小さい魚」(マタイ15:32-39) 金子 敬 牧師