幸いの条件

1/5 宣教「幸いの条件」(詩編1:1-6)概要から

応答賛美 新生519 「信仰こそ旅路を」

詩編は神賛美です。声に出して朗唱する、その響きの中に神の深い憐れみを感じとる詩歌です。詩編1:1-6は私達がどう歩むかで、「幸い」にもなり「滅び」にもなることを示しています。その原文は「アシュレイ(幸いなことか)」に始まり「トベイド(滅びに至る)」に終わります。ヘブライ文字は22文字からなりますが、その第一番目がアレフ、最後がタウです。このアルファベットの始めと終わりが「幸い(アシュレイ)」と「滅び(トベイド)」の頭文字なのです。両者の間に「主の教え」への関わり様が歌われます。即ち、神の御言葉に従うことが「幸いな者」、これを無視することが「神に逆らう者」で「滅びに至る」のです。富を得たとか、名声を表わしたとかで幸不幸が決まるのではなく、主の教えに従って歩み続けることが決め手です。しかし、私たちは、この教えを無視して「(その計らいに)歩み、(その道に)とどまり、(そこに)座り込み」(詩1:1)ます。この世の価値観に埋没して、人生を台無しにするのです。「神に従う人の道を主は知っていてくださる。神に逆らう者の道は滅びに至る」(詩1:6)。アーメン、滅びに通じる道ではなく、幸いを受ける道を歩む一年でありたいものです。 牧師 金子 敬

1/12 主日礼拝 宣教「ただ、神の国を求めなさい」(ルカ12:29-34) 金子 敬 牧師