神への感謝の心

12/29 宣教「神への感謝の心」(ルカ17:11-19)概要から

応答賛美 新生550 「ひとたびは死にし身も」

「イエスは言われた。『清くされたのは十人ではなかったか。ほかの九人はどこにいるのか。この外国人ほかに、賛美するために戻って来た者はいないのか。』」ルカ17:17-18

10人の患者はこぞってイエスを呼び止め憐れみを求めました。イエスは彼らをご覧になり、直ちに「祭司たちのところに行って、体をみせなさい」と言われた言葉に従い行く途中で「10人共清くされた。」とあります。皆イエスの言葉を信じたことは素晴らしいことです。

ただ、癒され人のうちイエスのところに急いで戻って来て心からの感謝を伝えたのは外国人ただ一人という現実でした。この時、イエスが感謝のため戻らず、何処かに行ってしまった人たちを責められたことには深い御心があったはずです。それは、イエスが真っ先に戻って神を賛美した外国人に言われた「立ち上がって、行きなさい。あなたの信仰があなたを救った。」と言うことばを10人全員に与えられなかったことを惜しまれた言に聞こえます。

 主イエスの御声は「あなたの感謝があなたを救った。」と聞えてくるようです。神に感謝の心を持つ人と呟く心を持つ人とは雲泥の違いが生まれます。一年を感謝します。

協力牧師 福井正躬

1/5 主日礼拝 宣教「幸いの条件」(詩編1:1-6) 金子 敬 牧師