希望の源である神

12/08 宣教「希望の源である神」(ローマ15:7-13)概要から

応答賛美 新生558「希望の主を崇めん」

中村哲さんが銃弾に倒れ、亡くなられました(享年73)。誠に悲しく言葉がありません。福岡市生まれ、西南中学、福高、九大医学部で道を修めた後、大牟田労災病院に勤務します。今もご家族は大牟田にお住まいで、帰国時には「大牟田もん」になるそうです。福岡市にある香住ケ丘バプテスト教会初代牧師藤井健児先生のバプテスマ第一号というクリスチャンです。同時に他宗教に寛容なキリスト者であり、イスラム教徒の多いアフガニスタンにおいても絶大な信頼と尊敬を受けていました。彼は1984年パキスタンのペシャワールでハンセン病根治活動に携わり、1987年からは難民救済のためアフガニスタンで巡回医療を開始、現地スタッフを養成しつつ10数か所に病院、診療所を起こし、地域医療を整えます。また、2000年、大干ばつで疲弊した大地に1600本の井戸を掘り、現地の人たちとともに拓いた灌漑用水路は100キロ以上に及び、荒れ地は緑の大地へと変えられたのです。「誰も行かないところに行く。誰もやりたがらないことをやる」という不屈の意思はここに実証されたのです。この彼を動かしたのは正しく「希望の源である神」でありました。  牧師 金子 敬

12/15 主日礼拝 宣教「バプテスマのヨハネの働き」(ヨハネ1:6-8、19-28) 金子 敬 牧師