平和を実現するために

8/11 宣教「平和を実現するために」(マタイ10:34-39)概要から

応答賛美 新生616「主にのみ十字架を」

「あなたにとって最も大切なものは」と聞かれると、多くの人は「私の家族です」と答えます。たとえ大きな災いが起きても、我が家に降りかからなければ対岸の火事です。しかし、主の弟子には家族の平和以上に大切なことがある、とイエスは言われます。それは主イエスへの「信従」です。実は、イエスへの信従が他のものに優先すると言い切れるのは一切の出来事が「主イエスの真実」(前回コラム参照)によって支えられているからです。主イエスが「わたしが来たのは地上に平和をもたらすためだ、と思ってはならない。平和ではなく、剣をもたらすために来たのだ」(マタイ10:34)と言われ、「わたしよりも父や母を愛する者は、わたしにふさわしくない」(同10:37)と言われるのは、それほどに主イエスが全てにおいて責任を負って下さっているからです。主の求める平和はマイホーム主義のような「陳腐な」ものではなく永遠を志向する「価値ある」平和です。主が命がけで私たちを守られるのですから、私たちも「自分の十字架を担って」(同10:38)お従いするのです。家族の絆は大切です。しかし次善が最善の敵になることもあるのです。   金子 敬

8/18 礼拝宣教 宣教「罪を取り去るために」 ヘブライ9:23-28  金子 敬  牧師