5/26 宣教「神の家族」(エフェソ2:11-22)概要から
応答賛美 新生333「人はみ神のひとつの家族」
「家族」と言う言葉は何か小さな一つの構成単位のように受けとめられます。所謂「家族的」とはマイホームを連想するでしょう。しかしエフェソの信徒への手紙に描かれる「家族」は世界規模の大家族です。即ち、全人類を一つの家族として表しているのです。キリスト到来以前は、イスラエルと異邦人との間には割礼の有無や律法の有無など「隔ての壁」が存在していましたが、キリスト到来によってこの壁は取り除かれ、すべての人が父なる神に近づくことが可能となりました。イスラエルも異邦人も「一人の新しい人に造り上げて平和を実現」(エフェソ2:15)したのです。教会とはこの様な意味において「神の家族」(同2:19)なのです。家族のようになりましょう、ではありません!既に家族なのです。主イエスも大祭司としての祈り(ヨハネ17章)の中で、「(まだイエスに結ばれていない人々を含めて)すべての人を一つにしてください」(ヨハネ17:21)と祈られました。キリストに結ばれる一つの家族、これが教会の姿なのです。人間が造り出したあらゆる隔てを超えて、キリストにある大家族の一員であるお互いに気づく人は幸いです。 牧師 金子 敬
6/2 礼拝宣教「バベルの塔」 聖書:創世記11:1-9 金子敬牧師