働きの分かち合い

2/24 宣教「働きの分かち合い」(使徒6:1-7)概要から~

応答賛美 新生363「キリスト 教会の主よ」

私たちの教会では本日午後に教会総会が開かれます。総会は教会の最高意思決定の場です。ここで神様の御心を求め、ここで得られることをもって、新しい年度に向かうのです。総会の中では活動計画が定められ、それを執行する執事が選ばれます。今日の聖書個所(使徒言行録6:1-6)には、初代教会で選び立てられた7人の執事の名が記されています。信徒の増加に伴い使徒たちだけで担いきれなくなった働きを分かち合うために彼らが立てられたのです。その結果、「祈りと御言葉の奉仕」を使徒たちが担い、その他の働きを執事たちが引き受けました。執事に選ばれたのは「霊と知恵に満ちた評判の良い人」(同6:3)で、筆頭のステファノは使徒たちにも勝る御言葉の説きあかしを行い、その結果ユダヤ人の妬みを買って殉教の死を遂げます(同7章)。また、二番目に立てられたフィリポも信徒でありながら伝道者としての働き荷います(同8章)。初代教会は牧師も信徒もこうして福音宣教と教会形成に励んだのです。私たちも選ばれた執事に全てを任せるのではなく、共に働きを分かち合い、みんなで力を合わせキリストの教会を建て上げるのです。  金子 敬

3/3 礼拝宣教「塵にすぎない者」 聖書:創世記3:8-19  金子牧師