信仰による義

2/17 宣教「信仰による義」(ガラテヤ2:15-21) 概要から~

応答賛美 新生533「一羽のすずめの」

キリスト教信仰の神髄は「信仰による義」です。パウロはローマ3:22で「すなわち、イエス・キリストを信じることにより、信じる者すべてに与えられる神の義です。」と表わし、ガラテヤ2:16でも「人は律法の実行ではなく、ただイエス・キリストへの信仰によって義とされる・・・」と記してこれを語ります。しかし、私たちは信じるという自分の行為に根拠を置いて救いを理解していないでしょうか。即ち「私は信じているから大丈夫」と言って、自分の信仰で救われたかのごとく考えるのです。しかし、これは誤りです。昨年12月に出版された聖書の最新版(聖書 聖書協会共同訳)によれば、ローマ3:22は「神の義は、イエス・キリストの真実によって・・・」と、また、ガラテヤ2:16も「ただイエス・キリストの真実によるのだと知って・・・」となっています。ギリシャ語のピスティスは「信仰」とも「真実」とも訳し得る語です。最新版は救いの根拠を人間の信仰におくことからキリストの真実に置くことへと替え、こう訳出することで、神が与えてくださる「義」は100%神の側で完結している、と明らかにしたのです。アーメン!  金子 敬

2/24 礼拝宣教「働きの分かち合い」 聖書:使徒6:1-7  金子牧師