全地よ、喜び歌え

1/6 宣教「全地よ、喜び歌え」(詩編100:1-5) 概要から~

応答賛美 新生9「地に住む人びと」

1853年7月10日に浦賀沖でプロテスタント最初の主日礼拝が捧げられました。ペリー総督率いる「黒船」艦隊の船上においてです。詩編100編「全地よ、主に向かって喜びの叫びをあげよ。」が朗読され、“All people that on earth do dwell”(地に住む人びと/新生9番)と軍楽隊の演奏に合わせて賛美が捧げられました。開国を圧倒的な軍事力で迫った「事件」ではありますが、鎖国下の日本に福音を伝えたいと願う強い想いもあったことも伺い知られます。更にこの艦隊の中には、後に日本最初の翻訳聖書となるマタイ福音書を上梓したバプテストのJ.ゴーブルも水兵として乗船していたそうです。詩編100編において詩人は天地万物を創造された神に向かい、地に住む全ての人びとに呼びかけ、「喜び祝い、主に仕え、喜び歌って御前に進みでよ。知れ、主こそ神であることを。主はわたしたちを造られた。わたしたちは主のもの、その民、主に養われる羊の群れ。」(同2~3節)と歌います。然り、詩人は断言します。「後の世代のために、このことは書き記されねばならない。『主を賛美するために民は創造された。』」(詩編102:19)と。  金子 敬 牧師

1/13 礼拝宣教「礼拝者として生きる」 聖書:ローマ12:1-2  金子牧師