一杯の水の報い

~7/22宣教「一杯の水の報い」(マタイ10:34-11:1)概要から~

応答讃美歌  新生618「主のためにわれは生く」

7月の宣教は “神学校週間”を覚え、「弟子の道」をテーマに御言葉を取り次いでいます。マタイ10章は「十二人を選ぶ」とのタイトルに始まりますが、その文脈の最後で「イエスは十二人の弟子に指図を与え終わると」(マタイ11:1)とあります。即ち、10章全体が弟子たちへの「指図」であったと知ることができます。その内容は徹頭徹尾主イエスに従うというものです。従うためには自分の父母さえも敵とする場合さえある、というものです。「あなたの父母を敬え」(出エジプト20:12)とは十戒の第四戒であり、人間関係の中で最重要の掟であるにもかかわらずです。また、自分の息子や娘を愛することにおいても主への愛に勝ってはならないと言うのです。「自分の十字架を担ってわたしに従わない者は、わたしにふさわしくない」(マタイ10:38)、これが弟子の道です。しかし「はっきり言っておく。わたしの弟子だという理由で、この小さな者の一人に、冷たい水一杯でも飲ませてくれる人は、必ずその報いを受ける」(同42節)との言葉が続き、弟子として歩む者への深い配慮、従う者を通しての圧倒的祝福も約束されるのです。感謝!   牧師 金子 敬

7/29 宣教「誘惑に負けない祈りの秘訣」 聖書:ルカ22:39-46 福井正躬協力牧師