聖霊を待ち望む

~宣教「聖霊を待ち望む」(ヨハネ16:5~15)概要から~
応答讃美歌 新生273「聖霊の神」

 イエス様は十字架刑に向かう中で、復活後に起こる聖霊降臨についても語っておられました。「イエスを信じる」とは「2000年前、イエス様がおられたと信じている」と言うことではありません。今、この時にも、共におられる目に見えないイエスを「私の主」と告白することです。これを可能にするのが聖霊なる神の働きです。主イエスはこの聖霊について、「その方が来れば、罪について、義について、また、裁きについて、世の誤りを明らかにする。」(ヨハネ16:8)と教えてくださいました。言い換えるなら、「聖霊によらなければ、だれも『イエスは主である』とは言えない」(Ⅰコリント12:3)のです。生まれながらの人間は「金」「名誉」「地位」については敏感ですが、「罪」「義」「裁き」に対しては無感覚です。しかし、人間にとって最も大切なこと、それは自分が神の前に何者であるのかを知ることでありましょう。実に、「その方、すなわち、真理の霊が来ると、あなたがたを導いて真理をことごとく悟らせる」(ヨハネ16:13)と約束されています。あなたはこの聖霊なるお方を心の中に迎え入れているでしょうか?  金子敬

5月20日予定 宣教「助けあう人と人」 聖書:創世記2:19~25