神の子となる資格

~宣教「神の子となる資格」(ヨハネ1:6~13)概要から~

 「言は、自分の民のところに来たが、民は受け入れなかった。しかし、言は、自分を受け入れた人、その名を信じる人々には神の子となる資格を与えた。この人々は、血によってではなく、肉の欲によってではなく、人の欲によってでもなく、神によって生まれたのである。」ヨハネ1:11~13

 聖書の啓示は、現在の世はノアの時代やソドム、ゴモラの町ように人々の声ばかりが大きく、神の言が聞き取れない状況を露骨に語っています。しかし、神は洪水後、ノアを慰め、励まし、祝福の契約を与えられました。再び洪水による滅亡はない。「産めよ、増えよ、地にみちよ。」・・・・と言われたのです。ただ、このままでは破滅です。神は、ご自身を無視して我がままを続けることを良しとはされないお方ですが、滅びに代えて完全な救いを与える道を備えられました。だれも歓迎しない世に独り子を遣わされ、これを信じる者は誰でも「神の子とされる資格」を与えられるとは驚くばかりです。誰でも他のどんな資格より、神より与えられる新しい契約に仕える資格を優先獲得すべきです。
福井正躬

5月6日予定 宣教「聖霊を待ち望む」 聖書:ヨハネ16:5‐15 金子敬牧師