助けあう人と人

~宣教「助けあう人と人」(創世記2:18~25)概要から~
応答讃美歌  新生584「主なる神よ み言葉にみたされ」

 5月の第二日曜日は「母の日」です。この日の起源はアメリカの一少女の亡き母を記念したいとする思いから、その記念日の礼拝にカーネーションを捧げたことによると言われています。これが百貨店王ジョン・ワナメーカーにより広められ、ついに議会は1914年5月に合衆国の祝日に制定、世界中に広まりました。日本でも1930年代に伝えられたとのことです。さて、今日は創世記から神が人を男と女に創造したことの一つの物語を読んで頂きました。それは「人が独りでいるのは良くない。彼に合う助ける者を造ろう。」(創世記2:18)の言葉に始まります。被造物は単独には存在しえません。必ず、助けあう関係の中で存在します。言い変えるとそれはお互いを必要とする関係にあるということです。人間で言うならばそれは元来異質の人と人でありながら、出会うことにより、愛し合う関係とされるのです。単独には男も女も弱い存在でありながら、互いにその弱ささえも喜びに変えることが出来るのです。今日の「母の日・女性の日」に、今一度、この不思議な神の摂理(智惠)に思いを寄せてみようではありませんか。  牧師 金子 敬

5月20日予定 宣教「賜物(カリスマ)とは?」 聖書:Ⅰコリント12:4~11