愛を身に着ける

1.17 宣教「愛を身に着ける」 (コロサイ3:12-17) 概要から

応答賛美 6(1,2節) 「主の名によりて」

「これらすべてに加えて、愛を身に着けなさい。愛は、すべてを完成させるきずなです。」(コロサイ3:14)は2017年、私の牧師就任式に参加された方々へのお土産で差し上げた記念品に記された御言葉です。あれから3年半、この聖句は私を支え、教会の交わりを支え続けた御言葉でありました。パウロは「あなたがたは神に選ばれ、聖なる者とされ、愛されているのですから、憐れみの心、慈愛、謙遜、柔和、寛容を身に着けなさい。互いに忍び合い、責めるべきことがあっても、赦し合いなさい。主があなたがたを赦してくださったように、あなたがたも同じようにしなさい。」(同3:12~13)と勧めた後で「これらすべてに加えて」と、「愛を身に着ける」ことの重要性を説くのです。「加えて」(ギリシア語で「エピ」という前置詞)は口語訳や新改訳では「上に」と訳出されていて、この方が原意に近いと思います。「愛を身に着ける」ことは、ただ単にキリスト者の徳目の一つに加えるというよりも、それらを超えて全体を包み込む勧めの言葉なのです。もちろんこの「愛」はアガペの愛(キリストの愛)です。キリストの愛こそが、教会の絆を完成させるのであり、一つ体として招かれたことがらのしるしなのです。  牧師 金子 敬

1/24 主日礼拝 宣教「人生70年の値打ち」 (詩編90:1-12) 福井 正躬 協力牧師