皆わたしにつまずく

3.15 宣教「皆わたしにつまずく」(マルコ14:27-31)概要から

応答賛美 新生 486「ああ主のひとみ」

私達は聖書で出会う主イエスに「つまずく」ことはないでしょうか。「私は信じて読むのでつまずくことはありません」と言い切れるでしょうか?今日の聖書箇所で、主イエスは弟子たちに「あなたがたは皆わたしにつまずく」と言われたのです。主は弟子達を見通しておられます。一番弟子のペトロから始まり、ヤコブ、ヨハネも、更にユダまでも皆主イエスにつまずくのです。これが、最後の晩餐に与った弟子たちの末路です(マルコ14:22-50)。主イエスは弟子たちに「つまずくな」とは言われませんでした。「つまずく」と断言されたのです。これについて主はゼカリヤ書13:7「万軍の主は言われる。羊飼いを撃て、羊の群れは散らされるがよい。」を引用して「わたしは羊飼いを打つ。すると、羊は散ってしまう」(マルコ14:27)と語ります。羊飼いである主イエスを神が撃つ、と言われるのです。ペトロはこのように語る主イエスの真意を理解できませんでした。私たちも「なぜ」「どうして」の訴えをしばしば語ります。しかし、主は弟子たち(私たち)が理解するしないにかかわらず、ご自身に定められた道に向かって進まれるのです。それは私達の救いのためなのです。   牧師 金子 敬

3/22 主日礼拝 宣教「聖徒の交わり」(コロサイ1:24-29) 福井 正躬 協力牧師