11/24　宣教「国境を超える愛」（ヨナ書3：10-4：11）概要から

応答賛美　新生381「地の果てまで」

ニネベに対する悔い改めの宣教命令を受けたヨナは、これを拒否して逃亡します。しかしその逃亡中に大魚に呑みこまれ三日後に陸地に吐き出されると、再び主から同じ命令を受けます。「あと四十日すれば、ニネベの都は滅びる」（ヨナ3：4）と。彼がこれをニネベで語り始めると、何とニネベでは王をはじめ、全国民が悔い改め、悪行から離れたのです。これを受けて神は「思い直され、宣告した災いをくだすのをやめられた」（同3：10）とあります。語った預言が実現しないなら偽預言者として断罪されます。「ヨナにとって、このことは大いに不満であり、彼は怒った」（同4：1）のです。憤懣やる方ないヨナはニネベが滅びることに固執して、「怒りのあまり死にたいくらいです」（同4：9）と訴えると、神は「お前は、自分で労することも育てることもなく、一夜にして生じ、一夜にして滅びたこのとうごまの木さえ惜しんでいる。それならば、どうしてわたしが、この大いなる都ニネベを惜しまずにいられるだろうか。そこには、十二万人以上の右も左もわきまえぬ人間と、無数の家畜がいるのだから。」（同4：10-11）と諭します。神の愛は民族や国境を超えるのです。　　　牧師 金子 敬

12/1　主日礼拝　宣教「その日が来れば」（イザヤ11：1-10）　金子　敬 牧師