10/20 宣教「見張り人の働き」(エゼキエル33:1-11)概要から
応答賛美 新生379「行きて告げよあまねく」
台風19号は死者・行方不明者が90名を超え、激甚災害と報道されています。警報が届かず亡くなられた方々もあり、心が痛みます。正確な情報伝達と防災への備えは他人事ではありません。さて、エゼキエルが預言者として活躍した時代(BC6世紀)に、遠方への情報伝達は伝令を走らせるか、のろしを上げて合図を送る方法が用いられていたようです。町の城壁に配置された見張り人は遠方で立ち上るのろしを見てラッパを鳴らし城内に住む人びとに報せました。見張り人の責任は重大で、多くの人の生死が掛かっていて間違いなく伝えなければなりません。この場合、見張り人からの警告を受けとめていても、それに備えず被災した場合、その責任は見張り人に問われません。しかし、見張り人が伝えることを怠っていたならば、その責任は見張り人に求められたのです。預言者エゼキエルは神からの警告を報せる「魂の見張り人」の働きについて私たちに語っています。「人の子よ、わたしはあなたをイスラエルの家の見張りとした。あなたが、わたしの口から言葉を聞いたなら、わたしの警告を彼らに伝えなければならない。」(エゼキエル33:7)と。 牧師 金子 敬
10/27 礼拝宣教 宣教「輝かしい勝利」(ローマ8:31-39) 金子 敬 牧師