~宣教「賜物(カリスマ)とは?」(Ⅰコリント12:4~11)概要から~
応答讃美歌 新生344「聖なるみ霊よ」
復活されたイエスは昇天の間際に、「あなたがたの上に聖霊が降ると、あなたがたは力を受ける。そして、エルサレムばかりでなく、ユダヤとサマリアの全土で、また、地の果てに至るまで、わたしの証人となる。」(使徒1:8)と言われました。そして、その日が来たのです。聖霊降臨日です。このことで明らかなように、聖霊の働きは全世界に福音を広げることにあります。これを可能にするのは「人の力」ではなく「聖霊」です。パウロは聖霊と教会形成との関係性を見事に表わしました(Ⅰコリント12:4-6)。聖霊が与える賜物(カリスマ)によって、主の体に仕える務め(ディアコニア、奉仕)が起こされ、その奉仕によって、神の御業(エネルゲーマ、働き)が起こされるのです。神の働きに結ばれない教会の奉仕は無く、奉仕と無関係な個人の賜物(カリスマ)はありません。コリントではカリスマの私物化が広がり、その結果、教会は分裂し、愛は冷えていたのです。わたしたちの教会もキリストの証人として、愛に裏打ちされた交わり(=キリストの教会)を造り上げていくことが期待されているのです。 牧師 金子敬
5月27予定 宣教「一つの体、異なる部分」 聖書:Ⅰコリント12:12~27