もう一度チャンスを与えて下さる神

2/19:受難節前第一主日礼拝「もう一度チャンスを与えて下さる神」

(サムエル記上 15:1~9)     眞柄 光久 牧師 

応答賛美 新生579「立てよ つわもの」

・2月5日の宣教は、イスラエルの民が王政を求め、士師・預言者であるサムエルには悪に思えましたが、神の命令もあって、イスラエルで一番小さい部族のベニヤミン族の若者サウルをくじびきで選んだという話でした。

・サムエルはサウルに油を注ぎ、イスラエルの初代の王とします。そのサウルに最初の試練が訪れます。隣国のアンモン人が攻め上ってきたのです。しかし、神の霊がサウルに下り、アンモン人を打ち破ることができたのです。

・そのサウルを見て、サムエルは士師を退位することに決め、イスラエルの民に告別の辞を述べます。

・サウルは30歳で王位につき、12年間イスラエルを統治することになります。

・しかし、その後、ペリシテ人が攻めてきた時、サウルは主が命じられた戒めを守らず、独自にいけにえを献げたことで、サムエルは、サウルの『王権は立ち行かなくなり、主は御心に適う別の指導者を任命する』と叱責されます。

・その間、神に拠り頼むサウルの息子ヨナタンは、武器を持つ従者ともに、密かにペリシテの本陣に突っ込み、大混乱を起こし、ペリシテの軍を破るのです。ここまでが今日の宣教個所までの、ざっとした流れです。

・今日の個所はサムエルがサウルに『イスラエルがエジプトから上ってくる道で、アマレクが妨害したことに対して罰を加える』という主の命令を伝えるところです。主の命令は、アマレクのすべてを滅ぼしつくすことだったのですが、サウルはまたしても主の命令に逆らい、自分のために最上のものを戦利品として残すのです。

眞柄光久牧師

2/26:受難節第一主日礼拝「信仰の充満と欠乏の違い」 (サムエル記上 17:28~40)  

眞柄 光久 牧師